高熱隧道

 先日、黒部の太陽をDVDで観まして、その後黒部ダムについて色々と調べ始めた時に、映画の中でもちょっとだけ触れられている黒部第三ダムのことを題材にした小説があることを知りまして早速読みました。

 未開の地を切り拓くことがどれだけ大変なことか、文章を読みながら自分なりに理解したつもりです。今もなおトンネル工事は行われているけども技術革新でこの時代のような過酷な状況ではなくなったのかもしれない。通り過ぎてしまえばあっという間のトンネル、掘削時には1日で1m程度しか掘れなかったこともあったようです。多くの人の努力と犠牲の上で我々の快適な生活が送れていることに改めて感謝。