水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない

新コーナー(?!)「読書の時間」です。頻繁に読むわけではないのですがそれでも興味を持った本の感想などを書いておこうかと思いました。

第1回の本は「水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない」(竹内孝仁著・講談社刊)です。

竹内さんは国際医療福祉大学大学院教授(本に書いてあるプロフィール)で、この内容は我々の誤った考え方を一変します。認知症が改善すると言うのが衝撃的でした。認知症で現れる異常行動は、脱水症で生じる異常行動とほとんど変わらないということ。飲水をすることによって症状が改善するというのです。最初は半信半疑でしたが、本を読み進めて行くうちに自分の知っている医学知識と照らし合わせることで納得させられる内容でした。家に高齢の家族をお持ちであればぜひともご一読いただきたい。

人の体の60%は水だと言うのは多くの方の知っているところかと思いますが、赤ちゃんは70%もあります。小さな手がぷくぷくしているのを見れば納得できるかと思います。老人では50%まで減ってしまいます。普通、大人で1%の水が失われただけで体に異常をきたしはじめます。ちなみに2%失われると発汗が止まります。汗をかかなくなるので暑くないと感じるでしょう、この間に体内では熱中症の症状が進み始めます。

8%も体から水が減ったら幻覚症状が出ることもあります。ワケのわからないことを口走る老人は「認知症」と思われますが、若い時から徐々に減っていき、若い時と比較して10%も水が少ない老人は誰でも脱水症と隣り合わせです。

クリフニュースvol.5

久々にクリフニュースを書きます。東洋医学的な考え方と妊活について。東洋医学と一口にいうのですが、柱が2本あります。陰陽学説と五行学説と言われる2つの理論が根底にあるのですが、このうち今回は陰陽学説に根拠をおいたお話をしたいと思います。

物事を「陽」と「陰」に分けて分類します。太極マークを見たことがあるでしょうか?韓国の国旗にも描かれています。陽と陰は互いに抑制しあい、依存しあい、転化している様子を描いたものです。1日の空の様子を眺めてみると理解しやすいでしょうか。闇が徐々に薄れて夜明けを迎えます。太陽が南中に来ると、天高く空を感じます。夕方に日が沈み闇に染まってくる。この変化はデジタル的に一瞬でパッと変わるわけではなく徐々に変化するものです。太極マークの白と黒、まさに徐々に入れ替わっている様子が示されています。

人が誕生するのは昼が多くて亡くなるのは夜が多いことは見当がつくでしょうか?次の新しい命を作り出すのも、実は夜ではなく昼間の方が良いのです。

とはいうものの、ちょっと難しい話かもしれませんが。

修理に出してみたところ

去年の夏、赤城自然園に出かけた際、カメラバッグからカメラを取り出すのにストラップを持ち上げたらそのままカメラのストラップ取り付け部が外れてしまいました。保証期間が過ぎていたので修理は1万円はかかるかなと思いながら保留にしていたのですが20日の月曜日に新宿のサービスステーションに持ち込んだところ、無償で修理ということになり、22日の水曜日に受け取ってきました。使用中、しかも高いレンズをつけているときに首から落下することがなかっただけでもヨシと思っていましたが、まだ現役で使えるのでどうしたものか…。

20年以上Macを使ってますが…

iPhoneにMacから写真を転送してあるのですが、iTunesでデータの書き換えができなくなり色々試した挙句、工場出荷状態に戻して写真を入れ直すのが一番早く書き換えが完了しました。ジョブズが存命の頃はこんな感じのストレスがたまる使い勝手の悪さはなかったような気がするのですが。

自分で治すその1

数日前、目が覚めたら口が開かない。無理に口を開けると、右の顎関節に激痛。パキッと音がして口は開くものの、とにかく噛むたびに痛い。左側で噛むにしても痛い。自分で鍼治療をすることにした。鏡を見てパルス通電の電極をつける。毎日刺鍼して、どうにかこうにか徐々に痛みが軽減してきた。あと少し。

終戦記念日なので

私の祖父同様に戦地へ赴いた人たちの話を聞くことはほとんどなくなりましたが、何人かの話をどうにか伝えなければならないと思いまして、ここに書き留めておくことにします。

戦争末期に特攻が行われて使用された航空機の数と乗員の数が違う理由を、士官学校卒業の方から聞きました。10年以上前に聞いた話ですので流石にもうお亡くなりになっているかもしれません。確かお名前は安藤さんとおっしゃったと思います。安藤さんの話は映画やドラマで描かれていません。

そもそも個々の戦闘機に無線を積んでいない日本軍が、特攻による戦果をどのように計算していたのか?編隊を組んで飛び立つわけですが、隊長機には通信兵が同乗しており、敵艦隊を発見して、「今から突入する」とモールス信号を打電します。この時に端子をつけたままにすればモールス信号はただ「ツーーー」とだけ聞こえます。この「ツー」が早く途切れてしまった場合には撃墜されたものとし、「ツー」が長ければそれだけ敵艦に接近したと判断していたのだそうです。

作戦当初は直掩機がいて戦果を報告していたのもあるでしょうが、時代遅れの複葉機まで投入する頃には直掩機を出す余裕などなかったはずです。

語り継がなければならない戦争の事実の一つです。

パスタ風…

この時期食べることの多いそうめんなんですが、普通に食べるのも飽きてきたので、カッペリーニの代わりに使って冷製のパスタもどきを作ってみました。トマトを散らして、アーティーチョークのオイル漬けを載せて岩塩を振り、バルサミコ酢で仕上げました。

作業空間と生活空間は違います

室温28度はどこから出て来た数字でしょう?私の知る限りでは労働安全衛生法に基づく厚生労働省令として事務所衛生基準規則というのがあるんですが、この中に「事業者は、空気調和設備を設けている場合は、気温が17度以上28度以下及び相対湿度が40パーセント以上70パーセント以下になるように努めなければならない。」とありまして、これが根拠になっているようなのです。とはいうものの、作業する場所の温度と、生活空間を一緒にするのはおかしいです。それに体感温度は個人差があります。外気温を感じにくくなっている人もいるでしょうし、冷え症の人もいるでしょう。肌寒い分には何か羽織れば対策できますが暑いのは裸になっても暑いのですから、数字だけにこだわない調節を行いたいものです。