良縁

 何も結婚の話じゃありません。今年は勉強会に数回参加した中で自分にとって非常にいいご縁をいただけていると思っています。特に自分の身内に自分では解決しきれない問題があるからでしょうけど。

 勉強会に参加してその問題に取り組んでおられる先生の講義を直接伺えるというのは非常に有意義ですし、名刺を交換させていただいて個別にアドバイスを頂戴できますし、いまの時代はメールでのやりとりができますので、新しい情報がすぐ入ってきます。

 正直なところ、雨続きでそれほど患者さんが来院する機会が少なくなってしまっているのですが、その分新しいことを勉強するいい機会です。晴れた時にはもう少しレベルの高い施術を提供できると思います。

埼玉県鍼灸師会主催学術講習会にて

 2019年7月21日(日)、さいたま市のさいたま共済会館にて保険取り扱いの講習会ののち、学術講習会がありました。1つ目の講演は精神科医である奥平智之先生による栄養学のお話でした。よく東洋医学では「未病」という表現をするのですが、実際にどのような状態を示すのか曖昧だったような気がします。現代医学での血液検査のデータからそれを読み取ることができることに驚きと確証を得ることができました。医師であれば投薬が当たり前だと思っていましたが、食事が大事だということを奥平先生にご指導いただきました。これまた「医食同源」と耳慣れた言葉ですが、本質の部分を忘れていたような気がします。

 さて、奥平先生の講演中、息抜きにじゃんけん大会がありました。私は見事に勝ち抜き、奥平先生の著書をいただくことができました。早速読み始め、今後の治療に役立てたいと思います。

健康診断

 自営ですので、自治体の方から健康診断の案内がまいりました。健康診断と、風疹の抗体価検査です。人様に健康についてうんちくを語る商売ですので自分がやらなければ示しがつかないだろうと思います。

 とはいうものの、大腸癌検査の便の採取は結構人に見られたくない格好で行う上に、2日分の検体が必要ということで、採取したものを冷蔵庫で保管しなければならないという非常に精神的な苦痛があります。当日もいつやっても苦しい胃のバリウム検査。決して美味とは言えないバリウムを飲んでそれを排出しなくちゃならないのもこれまた身体的な苦痛で。年齢も40代半ばですから、検査して何もないに越したことはないので。