クリフニュースvol.01

不定期発行の鍼灸普及を目指す小さな試み、クリフニュースでございます。鍼灸は医療系の仕事の中でどちらかといえば隅に追いやられてる感が否めない分野でして、それを打開するために小さな啓蒙活動を展開しようと思っております。ところで、クリフとはなんぞや?と思われる方がいると思います。「崖」のことです。被虐的な表現をしなくてもいいような気がしないでもないのですが、背水の陣のような意味合いもあるかと思います。治療院には紙面で用意してありますのでご興味のある方は、ぜひお越しになってください。webでは一部抜粋したものを掲載しようと思っております。

さて、第1回目なのですが糖尿病と鍼灸についてお伝えしたいと思います。鍼灸治療で糖尿病が改善するかというと、大学病院での検証の結果、残念ながら鍼灸治療だけでは何も変化がなかったのです。しかし、糖尿病がひどい方は入院することがあります。では入院してどうするのかというと、運動療法と食事制限をするのですが、着目点はこの運動療法です。鍼灸だけでは改善が見込まれなかったものが運動前に鍼通電刺激を行うと筋肉の中でより多くのエネルギーを消費しているらしいことがわかってきました。運動だけを行うよりも鍼刺激を加えた方がより効果的であることは科学的に証明されつつあります。最近は科学的根拠に基づいた治療法が普通になりつつあります。鍼灸はどうしても経験であったり科学的に証明しにくい東洋医学的な説明をすることがあって現代の医療とかけ離れてしまっている部分が多い。しかし大学病院では血液検査をしたり、経過も3ヶ月に渡り追跡調査を行なっていますから科学的な説明がなされることをしています。応用すれば減量目的の運動前に鍼通電刺激を行うことが、より効果的であろうと思われます。

鍼灸は整形外科的なものだけでなく内科の領域も補助的なことが可能であることをご理解いただきたいと思います。

<参考文献>医道の日本 第787号 2009年 p.78-94 現代医学的な病態把握に基づいた東大色神級治療の実際(第16回)糖尿病に対する鍼灸治療ーインスリン抵抗性に及ぼす効果についてー

春キャベツ

近所のスーパーで春キャベツが安く売っていたのでホワイトシチューのルーを使って子供達が食べやすいパスタを作りました。ホワイトシチューは戦後すぐの給食で使われていた脱脂粉乳をいかに消費するかを考えた末に生まれた日本オリジナルのものだそうで、ご飯にかけるのかどうか議論になるのですがカレーと同じ感覚でご飯にかけてもパスタと合わせてもどちらにもよく合うメニューです。さて、今回はキャベツと人参と鶏肉、コーンを使って色合いがパステルカラーになるようにしてみました。15分で出来るので忙しいお母さんたちにご提案します。

 

春キャベツのクリームパスタ

春なので

昨日は、浅草から水上バスで浜離宮まで移動したのですが、昼は少し上流に遡ってから下るので、この時期は少しお得な感じがします。船内の売店では長命寺の桜餅がお茶とセットで販売されていて花見を満喫できます。塩漬けの桜の葉3枚で包まれていて2枚外して1枚だけ残して食べるのが「通」だそうで。実店舗まで買いに行ったことがあるのですが、昔から桜餅だけで江戸時代から続いていることに脱帽です。私がこの度始めた治療院も同じように受け継がれて続いてくれることを祈ります。

長命寺の桜餅・水上バス内にて

論文を検索しに

学生時代の論文制作の時以来、久々に国立国会図書館に行ってきました。鍼灸の論文が当時から比べたら大幅に増えたように思います。実際に鍼灸を専攻する大学が増えているのだからそれなりに研究も盛んになってきてるのでしょう。業界全体としていい傾向だと思います。

さて、今回は以前勉強会で講師を務めた粕谷先生の論文をいくつか読みに行ってきました。今後自分の仕事に役立つはずだと思っています。

同じようで違うもの

いわゆるミートソースってものは、我が家ではカレーと一緒で作る人が変われば全く違うものが現れる…。私が作ると写真のようなあまり水分のないものができるのだが、カミさんが作ると真っ赤なものが出来るし、お袋が作ると甘めのソースが出来上がる。どれが一番とか不味いとかという話ではないのだけど、料理というのはその辺りが面白いところだ。

で、食べる時にはここに「パルメザンチーズ」と「サドンデスソース」が降りかかるわけで、そうなってしまうと我が家では私以外誰も食べられない。

久々に作ったミートソース

無料体験会2日目

実は、昨日は空振りでした。今日は問い合わせが1件と、体験予約が1件入りました。先ほど体験の方がお帰りになりましたが、いやいや、珍しく緊張しました。普通に仕事をしている時にこんなことはなかったんですけどね。自分でやるってことはそういうものなのでしょうね。

感激と驚きと…

今日の午後、いつも子供達がお世話になっている小児科の横山先生が突然訪ねていらっしゃいました。先日開業する旨をお伝えしましたが、まさか先生ご本人が激励に来てくださるとは思いもしませんでした。私が医師ならともかく、医療の世界では底辺に近い立場の鍼灸師のところへわざわざ足を運んでくださるとは!小児科ですから子供達がある程度の年齢になってしまえば通うことがなくなってしまう診療科目です。横山先生は子供達が受診する年齢でなくなっても末長くお付き合いをしたいと思っている方のうちのお一人です。

プレオープンを前に…

春分の日に雪が降って、今日もまた夕方から雨です。明日は天気が良いようですがどうでしょうか、ネット上の広告だけで明日電話が鳴るかどうか…。

話は変わりますが、今年もまた、「東京都内桜名所たらい回しツアー」を敢行する予定です。そのご報告は来週の今頃に、こちらで。

聴力

久しく聴力を測ってないなと思って、補聴器のメーカーのサイトで簡易的ながら聴力が測定できまして、その結果15,000Hzまでは聞こえたので年齢相応かと思いました。中学時代に使っていたオーディオシステムのスピーカーはあの当時3WAYスピーカーで、高音域のツイーターから普通に高音が聞こえていたのが懐かしい。ちなみにうちの奥様は14,000Hzまででした。