うつ病の原因はウィルスだった

 非常に面白い本でした。うつ病を取り上げた本は他にも何冊か読んでみたのですが、昨今私たちの体の中でウィルスがどんな働きをしているのかが徐々に明らかになっていく中で、インフルエンザとかコロナウィルス感染症のような目に見て過激な症状を起こすものだけでない病気のメカニズムという点で非常に面白かったです。

 以前うつ病の治療として頚椎症が原因だという本も読みました。こちらも実際に治療に取り組んでおられるドクターの本でしたから単なる机上の空論ではありません。

 発熱するのに原因は一つではないように、うつ病を起こす原因も一つじゃないのは当たり前だと思うんですが、原因も一つ、治療手段もオンリーワンのものを見つけ出すことが目標になってる感じがしてその辺りには違和感を感じます。

また1年が過ぎていきます

 今月末で開業から丸6年になります。順調とまでは言い切れてませんけども少しずつ歩みは前に進んでいるような気がします。こちらの書き込みはそう頻繁にしていないのは、書くことが本業ではないのと、それなりに忙しいもので。

 今年は「新しいことに取り組むと良い」とお世話になってるお寺の住職に言われたので、今まで作ったことのなかった洋菓子に挑戦している今日この頃。

私の中の日本軍

かなり古い本なんですが、非常に多くのことを考えさせられた本でした。

軍隊の中で新兵が廃人となっていく仕組みだとか、戦闘行為を続けることとはどう言うことなのかとか、日本刀が実はあまり使い勝手の良い兵器でないこととか。

ちょっと検証すれば矛盾だらけのことをさも事実のように報道してきたマスコミのこと。

最初にこの本が出版されてからかなりの年数が経っているのに、今も世の中はほとんど変わっていないと感じさせられた一冊でした。

アニバーサリー

 おかげさまで5周年。ラーメン屋のチェーン店ではないので感謝祭で期間中割引…といったことはいたしませんが、コロナ禍で全く患者さんがこない日が続いたり、施術をしたことも会ったこともない人から誹謗中傷されるようなこともありましたがどうにか続けてこれました。

 最近は「中国鍼なので…、」が理由で当院を選択してくれる方が増えてきました。近隣にも鍼の施術ができる場所はたくさんありますが、やっと得意としていることが選択理由になってきたことが嬉しい限りです。

 以前から感じていたことがあります。この業界は基本的に個人事業主が大半を占めているせいもあるかもしれませんがライバルが近隣にあると、お互いを競って高め合うよりも粗探しをして足を引っ張ることの方が多いような気がします。その相手は鍼灸の施術所だけでなく、整骨院でも、整体院でも、整形外科クリニックでも。

 昨日の晩たまたま観たジョブチューンは私には良かったなと思いました。評価を受ける会社が2社あって、商品の評価だけでなくお互いの姿勢や手段を知り審査員のアドバイスが聞けたり。逆に審査員が評価する商品について勉強していたのも、観ていて清々しく感じて、私のいる業界もそんなであってほしいと思いました。

ちょっとだけリニューアル

治療室の大きなドアの前に4枚、経絡の図をかけていたのですが開け閉めをするのに額縁をいちいち外すのが億劫になってきたので、思い切ってドアに図をはめ込んでもらいました。アクセントとしてドアだけ黒くしてみたら、いい感じになりました。

久々の更新

1年ぶりくらいでしょうか?誰が読んでいるかわからないし、日記というわけでもないし。

今日からPayPayを使えるようにしました。この調子でいくとあらゆる決済手段を全て導入することになるのかしら?決済手段が数多く提供されてもだいたい使うものは限られてくるでしょうから選ばれるためには大変な営業努力が必要なんでしょうね。

たい焼き

 鯛八というお店が八王子にあって、その女主人の対応が厳しくて結構凹んでしまう人がいると聞いたので、どんなものかと思い早速八王子へ遠征。

 50代くらいの女性の先客がいてちょうど入れ替わりになったところだった。鉄板の上にはほぼ焼き上がりのものが6個、焼き始めたものが10個あった。いらっしゃいの声もなく、「10個ください。」と注文したところ「15分」との返事。私は「わかりました。じゃ、先にお代を。」と言いながら1000円札を2枚トレイに載せた。普通は後払いなのでしょう、マスクで顔全体はうかがい知れないものの、目はちょっと動揺している風だった。トレイから1000円札2枚をとり、100円玉2枚が代わりにトレイの上に置かれた。私はお釣銭の200円を財布にしまうと店内にある2つの丸椅子のうち奥側に座ってアクリル板越しに鉄板を眺めていた。

店の外に黒い車が止まり、初老の男性が入ってきた。「2個ちょうだい。」「15分。」またもやそっけない返事。「え!15分もかかんの!」「今から焼き始めるんだからそれくらいかかるんだよ。30個焼くのに1時間かかるんだよ。」男性は小銭を右手の中でジャラジャラしながら考えていたようだが「じゃ、また今度きます。」と言い残し去っていった。

「そんなにすぐ欲しいなら前もって電話してくれよ。」主人はボソッと言いながら余熱が済んだ真ん中の列に生地を流し込み、外側の半分火の通った生地の上にはアンコをどかっと載せていく。

私が先に代金を支払ったから、待ちくたびれてやっぱり帰ります。とはならないと思ったのか、店主はスマホでニュースを眺めていた私に話しかけてきた。焼き上がって間もない品物でも「作り置きを売りやがって!」って難癖つける客がいるので、作り置きはしないとのこと。「食べてみてアンコの状態がどうか食べて見りゃわかるだろっていうんだよ。外側が多少温かい状態でもアンコが熱かったら作ったばかりだってわかるじゃないか。」なるほど、お世辞にも愛想がない理由はこれなんだなと。

 「これだけ生地が厚かったら火が通るのに時間かかりますよね?」「一番いい状態で食べて欲しいからね。もし冷めてしまったらトースターで温めなおしてもらえればいいんだ。翌日だって同じように食べられる。」「え?今日中に食べないとダメかと思いましたけど?」「いや、冷凍してしまえばしばらく大丈夫だよ。実はさ、2日前にうちの身内がさ、50個送ってくれっていうからさクール宅急便で送ったんだよ。」

 焼き上がるまでの15分、店主は色々と話してくれた。以前は裏通りの違う場所でお店をしていたこと。根も葉も無い噂話でなぜか死んでたことになってたこと、娘さんしかいないのに息子が大変なことになったと特殊詐欺の電話があったこと…などなど。

焼きあがったばかりのたい焼きを箱に詰め、包装紙でくるんで私に手渡した。私は受け取って立ち上る香りを嗅いでニンマリし「ありがとうございます。」と言い店を出た。

 本来ならお店の人間が言う「ありがとう」を私がいったので主人はとっさに何も出てこなかったのかまだ話し足りないことがあるのか微妙な表情をした。

私のありがとうは、初見のお客なのに笑いながら色々話をしてくれて私の心が楽しくなったのでそのお礼に言ったのです。家に戻って(電車で片道1時間)食べたたい焼きはまだ温かく大きく、自然に笑顔が出る優しい味でした。

iPhone 13 Pro

 妻が買い換えました。シエラブルーだったためか結構早く届きました。Macに早速旧機種のバックアップを作成し、復元しようとしたらいつまでたっても復元される感じがしない。残り時間が増えていき30時間以上。

 おかしい。13はOSのバージョンが15.0だったのでとりあえずアップデート。工場出荷状態まで戻すことに。しかし何度トライしても同じ結果に。

 一晩かかっても全く使えずどうしたものかと思っていたら…。旧機種がホーム画面、新機種を再起動してりんごマークからロック画面になった途端に旧機種にクイックスタートなる画面が!どうやらデータ移行できるようだと思い、始めてみるとAppleWatchのペアリングをした時のようなモヤモヤ画面が新機種に現れて旧機種のカメラで認識させるとあとはコピーが始まった。約2時間でコピーが終了。今までの作業はなんだったんだ。

 今朝になって、OSのバージョンアップが。更新内容を見て目が点に。iPhone13がMac経由で復元できない問題を修正って、勘弁してください。

遅ればせながら…

遅ればせながら私の治療院でもキャッシュレス決済ができるようにしました。主だったインターナショナルブランドのカード6種類が使えます。近いうちにタッチ決済の方もできるようになる予定。

私個人は一番使うのがApple Watchですぐ使えるようになったSuicaとQuick Pay。高速道路のサービスエリアにある自動販売機で一番使ってるのがiD。

QR決済は使ったことがありません。私自身はものを集める趣味があるせいかクレジットカードのブランドも今手元のカードを見ると、国際なブランドではVisa、Master、American Expressがある。仕事上の決済はこれにDinersClubとDiscoverが加わります。交通系ICはSuicaとPasmo。交通系は地方によってまた違うのがあるから、仮にですが集め出したら大変なことになるのは否めない。

論語と算盤

旬なものというか、ミーハーなものというか。私の住む埼玉県の隠れた英雄である渋沢栄一翁の有名な著書である。

高校時代には夏目漱石の小説を読んで文章の言い回しが全く頭の中で解釈できずに混乱した覚えがあるので江戸末期から近代日本の夜明けを生きた渋沢栄一翁の思いが読み取れるか不安。今は読み始めたばかりなのでまだなんとも言えないが、中世の日本から近代の日本に変わった時のこの国のエネルギーはどれだけだったのかと思う。

読み終えたら続きを書くことにします。