続・ご冥福をお祈りします

今日、定方さんのところへお線香をあげに、後輩の山本君と行ってきました。奥様から色々とお話を伺いました。定方さんはとにかく人に好かれた方だったそうです。整形外科時代、私の趣味である写真をリハビリ室に貼り出していましたが、それを褒めてくださって、定方さんがマイナンバーカードを作成する必要が出来て、申請するのに証明書用の写真が必要なのですが、その写真を依頼されて撮ったことをふと思い出しました。

帰りがけに、私が以前お世話になったことのある僧侶が話していたことを奥様に伝えました。

「いろいろな才能があるけれども、人に好かれるというのは人間の中で最高の才能だ。」

葬儀には遠方からも大勢お見えになったそうです。

商売としたら鍼灸は人に好かれないと成り立ちません。生前の何気ない会話の中にあったヒントを少しずつ思い出しながらこれからも努力しようと思います。

ご冥福をお祈りいたします

このブログのタイトルの名付け親(!?)である定方さんが、今月はじめになくなったと前の職場で頑張っている後輩から聞きました。いつも笑顔で相撲の話に花を咲かせていたのを懐かしく思います。昔の力士は苦手を克服するために、出稽古に行ったり、当時出たばっかりのビデオデッキを壊すほど何度も本場所の取り組みを見て苦手な相手の研究をした、なんて話をしたものです。

仕事が軌道に乗ったら是非とももう一度お会いしてお話をしたかった。

心よりご冥福をお祈りします。

詭弁論理学

高校生の時に読んだ本で古い本なのですが、名著だと思います。無茶苦茶な話を展開されても反撃できるように一読されることをお勧めしたい本です。中公新書刊、野崎昭弘著。

完全に逃げ場のない魔女裁判の話は高校時代は面白く感じていましたが、大人になってから読み返すと恐ろしさを覚えます。

暴力に訴えることなく論争で物事を解決しようとするのは個人レベルだけでなく国家レベルでも行われていることですが、日本では権力を持っている側がとにかく反対意見や、自分の中にないアイデアを持つものを排除するだけで議論がないことをみなさんも良くご存知でしょう。

いや、日本だけではないですね。今や独裁国家が世界中でどれだけあることか。

デジタルだけが良いわけではないでしょう

写真の管理をパソコン上でするようになったとはいえ、プリントアウトして手元においておこうと思うのですが、アメリカではその考えがないのかしら?Macの「写真」アプリは今月からフォトブックを作れなくなりました。サードパーティーに出すようなのですが、サードパーティーの開発しているソフト上でするくらいならそもそも「写真」アプリなんぞ不要だと思うのですが。しかも海外製のものだけでわからない。これならカメラのキタムラに頼んだほうがいいです。

アドビも同様で、DVDとかBlu-Rayを作成できません。ネット上にあげればいいでしょ!ということのようです。

何か違いませんかね?

Macのアップグレード

OSが新しくなったと言ってさっさと飛びつくと不具合がある場合が非常に多くて、しばらく様子を見てからアップグレードすることにしてます。ベータ版で色々不具合を潰しているのでしょうがいざリリースされても、ユーザーそれぞれの環境が違えば細かい不具合も出てくるものです。

今回のアップグレードに関しては、我が家のメインマシンはMacPro2010なのでグラボが対象外のため、とりあえずグラボの交換で乗り切ろうと思い、nVIDIAのQuadro4000に換装しました。あと2年は行けると思うのですが、MacProは開発が止まって久しいのでこのままiMacだけになってしまうのかもしれませんね。Appleの純正ディスプレイも無くなってしまったし、寂しい限りです。

ノーベル賞受賞

医学生理学賞を本庶佑氏が受賞したというニュースがあり、喜ばしいことなのですが、人口減少に伴って様々な分野の人材が減少していることから研究者も同様に減少するわけで、日本からノーベル賞の受賞者が出なくなる日が来てしまうのではないかと思います。

免疫細胞の不活性化が症状を悪化させることを阻止することから、がんの治療として「オプジーボ」を用いた方法は自己免疫機能の改善という点で素人目にわかりやすい。免疫細胞の不活性化が症状を悪化させるという点ではエイズも同じような仕組みの疾患なので対策が考え出されるかもしれません。

さて、鍼灸治療で何ができるのかを考えた時に、血流の改善が可能ですが今回のニュースの時に説明をみなさんがご覧になったでしょうが、PD-1と呼ばれるタンパク質のブロックに対しては無力だなと思います。しかし、血流を改善することで薬剤を全身に行き渡らせることはできるのかなと思います。

私はあくまで鍼灸は補助的な役割を担っているのだと思っています。

仕組みの変更

10月1日より、健康保険を使って鍼灸治療を受けるのに必要な「同意書」の書式が変更になります。有効期間が3ヶ月から6ヶ月になり、患者さんの手間が少し減って、より使いやすくなったと思います。

来年の1月には患者さんの手間は変わらないのですが、制度が変更になります。少しでも鍼灸の業界がいい方向に進んでくれればいいなと思っています。

東洋医学ホントのチカラ

昨日NHKで放送された番組です。私たち鍼灸師にとっては非常にありがたい番組でした。一般の方々に「鍼灸とはどういうものか」をいかに伝えるかが業界として取り組まなければならない課題だったわけですが、あのような番組を放送していただくことで一般の方々に鍼灸が浸透していくことを期待したいです。

無病法

ルイジ・コルナロ(1464〜1566)をご存知だろうか?中世ヨーロッパで102歳まで生きたベネチアの貴族。この当時の貴族は彼自身がそうだったように贅沢三昧で不健康極まりない生活をしていた。45歳を過ぎたころ、彼は身体中に痛みやら胃の不具合やらを医者に訴えたのだがその治療法は不摂生をやめることだった。「食べるものにしても飲み物にしても通常は病気の時にしか摂らないものを口にするのだが、ごく少量に限る。」

コルナロはこれを実践し、健康と長寿を手にした。

血糖値を下げるためのホルモンはインスリン1種類だけ。逆に血糖値をあげるものは何種類か存在する。絶食状態でも生き残るための手段が今も我々の遺伝子に組み込まれている。現在の日本のような毎日3食プラスαの食事など、地球上の生物の歴史の中でありえなかったことです。必要最低限の食事が本来の生物の姿なのかもしれないと考えさせられる1冊が、栄養学の専門家からすれば相当な反対意見が出るんでしょうけども。

指定難病

日本の国で指定している難病があります。平成30年4月現在で331疾患あるようです。学生時代に「臨床医学各論」という科目で色々な病気のことを学ぶのですが、聞いたことのない病名がズラリと並んでいます。現役のドクターでも全てを見抜ける人はいないんじゃないかと思います。となると、近い将来病気の鑑別をするのはAIにとって代わるのかもしれません。とはいえ、難病とは治療方法が確立していない疾患ですから、根絶するのはAIを用いても難しいのではないかと思うのです。

医師の治療に疑問を持ち鍼灸治療を受ける方は少なくありません。しかしながら、鍼治療で遺伝性疾患が良くなることはありえません。鍼治療で全て解決できるなら、そもそも難病に指定されているわけがありません。どうにかしてあげたい気持ちはありますが鍼灸師にできることは限られています。

あらゆる治療手段が使えるドクターでさえ問題を解決できないのは、鍼灸師より苦しい事かもしれませんが…。