今回は論文のご紹介ではないのですが、私が師匠に教わった現代人に必要な治療技術の中で「眼の疾患」に対する鍼治療をご紹介したいと思います。
時は1970年代、師匠は眼の疾患に対する治療で悩んでいたところ、月刊紙「人民中国」に眼の疾患に対する特効穴が発表されたのを知り、その発見者、李先生にまだ日本と中国に国交がない時代、単身で会いに行かれ習得されたものです。
このツボは非常にデリケートな操作が必要で、学生時代に師匠にどれだけダメ出しされたか分かりません。
師匠の教えを受けてから10年以上たち、どうにか形になったかなと思っております。