今日は「端午の節句」でした。ひな祭りの時と違って以外に質素なことが多いような気がしますが、柏餅にちょっと縁起が隠されていたとは今まで知りませんでした。
普通、落葉樹は秋に紅葉して葉を落とすのですが、柏は冬を越して、春になり新しい葉が出てきてから前の葉が落ちるんだそうです。そのため「子孫が絶えない」縁起物なのだそうです。家紋で使ってる植物でもあり、この家紋の家では子孫繁栄を願って代々受け継がれてきたのでしょう。
こどもの日でこいのぼりのオーナメントが乗っかったケーキを洋菓子屋さんで見かけました。今は敬遠気味かもしれませんが、昔の日本人が込めた思いを忘れてはいけないような気がします。少子化が進むばかりでこの国から日本人がいなくなるのも時間の問題でしょうね。