また1年が過ぎていきます

 今月末で開業から丸6年になります。順調とまでは言い切れてませんけども少しずつ歩みは前に進んでいるような気がします。こちらの書き込みはそう頻繁にしていないのは、書くことが本業ではないのと、それなりに忙しいもので。

 今年は「新しいことに取り組むと良い」とお世話になってるお寺の住職に言われたので、今まで作ったことのなかった洋菓子に挑戦している今日この頃。

アニバーサリー

 おかげさまで5周年。ラーメン屋のチェーン店ではないので感謝祭で期間中割引…といったことはいたしませんが、コロナ禍で全く患者さんがこない日が続いたり、施術をしたことも会ったこともない人から誹謗中傷されるようなこともありましたがどうにか続けてこれました。

 最近は「中国鍼なので…、」が理由で当院を選択してくれる方が増えてきました。近隣にも鍼の施術ができる場所はたくさんありますが、やっと得意としていることが選択理由になってきたことが嬉しい限りです。

 以前から感じていたことがあります。この業界は基本的に個人事業主が大半を占めているせいもあるかもしれませんがライバルが近隣にあると、お互いを競って高め合うよりも粗探しをして足を引っ張ることの方が多いような気がします。その相手は鍼灸の施術所だけでなく、整骨院でも、整体院でも、整形外科クリニックでも。

 昨日の晩たまたま観たジョブチューンは私には良かったなと思いました。評価を受ける会社が2社あって、商品の評価だけでなくお互いの姿勢や手段を知り審査員のアドバイスが聞けたり。逆に審査員が評価する商品について勉強していたのも、観ていて清々しく感じて、私のいる業界もそんなであってほしいと思いました。

ちょっとだけリニューアル

治療室の大きなドアの前に4枚、経絡の図をかけていたのですが開け閉めをするのに額縁をいちいち外すのが億劫になってきたので、思い切ってドアに図をはめ込んでもらいました。アクセントとしてドアだけ黒くしてみたら、いい感じになりました。

遅ればせながら…

遅ればせながら私の治療院でもキャッシュレス決済ができるようにしました。主だったインターナショナルブランドのカード6種類が使えます。近いうちにタッチ決済の方もできるようになる予定。

私個人は一番使うのがApple Watchですぐ使えるようになったSuicaとQuick Pay。高速道路のサービスエリアにある自動販売機で一番使ってるのがiD。

QR決済は使ったことがありません。私自身はものを集める趣味があるせいかクレジットカードのブランドも今手元のカードを見ると、国際なブランドではVisa、Master、American Expressがある。仕事上の決済はこれにDinersClubとDiscoverが加わります。交通系ICはSuicaとPasmo。交通系は地方によってまた違うのがあるから、仮にですが集め出したら大変なことになるのは否めない。

治癒力

 私たち鍼灸師の行なっている鍼灸の施術にしても内科医が処方する内服薬にしても、その効果は治療を受けた人に依存されています。鍼灸師が患者さんに鍼を刺入することが刺激となり何かしらの反応が生じて、結果として炎症が治まったり緊張が解けたりするわけです。薬も同様に体内に入った成分を十分に活用できるかどうかは患者さん次第なわけです。

 せっかく当院へ足を運んでくださったのだから、少しでも症状が改善してほしいと願いながら施術をしていますが、思ったような結果が得られないこともしばしば。稀にあるからある意味で困るのですが、施術してすぐに痛みが治まるケースがあるのです。毎回、絶対そうなるわけではないから、少しの改善だけでは納得してもらえない方が多くいるのです。

 コロナウィルス用のワクチンも然り。100%罹患しないわけではありません。ワクチンによってウィルスに完全に対抗しうる免疫を獲得するのが目標であるけども免疫抗体が十分に作り出せるかどうかは、やはりその人次第ということになります。

 では、治癒力を高めるにはどうしたらいいのかということになります。この辺りは昔から伝わる「養生」ということになるのでしょうね。食事はバランスよく腹八分目、早寝早起き、適度な運動、ストレスのない日々。どう考えても現代人にはどれかが欠けるような気がしますね。

スマホ脳

 久々に読んだ本のことを書いておきます。新潮新書から出ていますアンデシュ・ハンセン著、久山葉子訳の「スマホ脳」です。著者は私と同い年でスウェーデンの精神科医。私たち「ヒト」という生物の作り上げてきた身体機能と現代社会とのギャップがどれだけかということを思い知らされた一冊でした。

 もともとスマホがない時代があって後から自分の人生の中にスマホが加わった場合と生まれてから当たり前のように存在している人と想像以上の差があるようです。私の娘たちにスマホを持たせるにあたりどのようなスマホとの付き合い方を教えられるかと思案している今日この頃。

本当だと信じてみたい

 2020年4月12日現在、日本国内で唯一罹患者が報告されていないのは岩手県だけになりました。色々その理由が言われていて、人口が少ないからとか、そもそも検査をしていないからだとか。

 スペイン風邪が流行した際にも岩手県は罹患者が少なかった県の一つだそうで。

 私たち東洋医学を学んだ人間にとって「医食同源」という言葉は身近な言葉です。今回のコロナウィルスの罹患率と考察するといくつか興味深い話があります。

 腸内の細菌環境が免疫力に関係することが言われて久しいですが、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は私たちの腸に住み着かないんだそうです。確かに善玉菌の増殖に関与するのですがいわば、災害時のボランティアのように一時的なことのようです。もともと私たちの腸にいる善玉菌を増やすには食物繊維が必要だということです。特に海藻類がいいそうで、わかめ、のり、昆布、もずく。不思議なことに日本人には海藻類を消化する酵素があるのですが、欧米人にはほとんどないんだそうです。私たちの腸内環境は住んでいる環境と相関関係があるのは福岡伸一先生の本に書いてあったと思います。

 さて、海藻類に含まれる成分がどうも免疫力に関係があるようです。日本の患者数の少なさは検査数だけでなく食文化にもよるのかなと思っています。韓国も爆発的な伸びは出ていないようですしね。

 岩手県は昆布の消費量が日本一なんだそうです。罹患率の低さと関連があるとしたら、まさに医食同源ではないかと思います。

 納豆がスーパーから消えることが多いのですが発酵食品ということでもう少し広く見れば、味噌もぬか漬けも仲間ですよ。お手軽ですが加工食品を多く摂ってしまうと腸内環境を悪くしてしまいます。腸内環境と免疫と関連があると信じているなら、そして、効果的な薬がないときに病に打ち勝つのは自分の免疫力だけです。免疫力が強くなるならどうしますか?

風邪症候群

 風邪の原因のほとんどはウィルスによるもので80〜90%を占めてます。その原因となるウィルスのうち、約半分はライノウィルス、その次に多いのは実はコロナウィルスなんですね。ライノウィルスには100種類以上の血清型があってワクチン開発が難しいということなんだそうですが、大抵の人は消炎鎮痛剤とか咳止めだとかそういった薬を飲みながら自分の免疫で回復しています。死に至るような重篤な症状を呈する人はほとんどいないですね。

 幼少の頃、祖母に「風邪をひいたら、ちゃんと治さないと肺炎になって死んじゃうよ。」と言われたことを思い出しました。この言葉は今回の肺炎の流れそのもののような気がします。つまり、昔から同じような病が存在しているということではないでしょうか?

光回線にしました

 今日から電話とテレビとインターネットの回線を光回線にしました。設定のし直しが多々あり大変です。10年前にはこれほどネット上でいろんなことが出来るようになるとは思ってもみませんでしたから、お店ないし会社の便利さを優先してきた結果がこれです。icloudにデータが上がっているので復旧が楽になりましたが、それでもパスワードの管理はアナログにしています。

 便利になったぶん、そうでなかった頃を思い出して手作業の大変さをたまには体験しておくと後々役に立つかもしれませんよ。

父が亡くなりました

 約一年間の入院の末、父はこの世を去りました。病院から連絡があり駆けつけた際には意識がなく、血圧も上が80、下は40を切っていました。病院に着いて1時間ほど過ぎた頃、上の血圧が50を切り看護師がもう脈を触れることができないと言い、血圧の測定を止めてしまいました。私は父の右手首に触れてみました。腎機能が失われているためひどいむくみでしたが、かすかに私は脈を触れることができました。30mmHg以下でも感じようと思えば指先に気持ちを集中させればできないことはないと思いました。

 鍼灸師である以上指先で些細な変化を見逃すまいと思ったのです。息を引き取った時の脈象を経験させてもらえたのは本当にありがたいことでした。現在鍼灸師は全国に約12万人。そのうち何人が臨終の脈象を経験できるのでしょうか?