室温28度はどこから出て来た数字でしょう?私の知る限りでは労働安全衛生法に基づく厚生労働省令として事務所衛生基準規則というのがあるんですが、この中に「事業者は、空気調和設備を設けている場合は、気温が17度以上28度以下及び相対湿度が40パーセント以上70パーセント以下になるように努めなければならない。」とありまして、これが根拠になっているようなのです。とはいうものの、作業する場所の温度と、生活空間を一緒にするのはおかしいです。それに体感温度は個人差があります。外気温を感じにくくなっている人もいるでしょうし、冷え症の人もいるでしょう。肌寒い分には何か羽織れば対策できますが暑いのは裸になっても暑いのですから、数字だけにこだわない調節を行いたいものです。
温室効果ガス
プラスチックごみの海洋汚染問題が世界中で深刻になっています。プラスチックごみは日本は技術の国だしリサイクルで回収されて再びプラスチックになる「マテリアルリサイクル」がかなり進んでいると思っている方は大勢だと思います。実際は回収されたプラスチックのうち半分は燃料です。元が石油ですし、汚れを落として加工する手間と経費を考えたら、一部の自治体ではそのまま燃やしてしまってますし、発電の燃料に使うのが効率的だと思うのですが温室効果ガスの問題がどうのこうのと。家庭から排出される一般ゴミの焼却はどうでしょうか。焼却せずに埋め立てにしますか?
二酸化炭素を減らすのに、もっと都市を緑化する気はないんでしょうか?植物が光合成を行うのに二酸化炭素を使っていることは小学生でも知ってることです。
医療系ごみは感染が危惧されるので使い捨てのものばかりなので、これまたゴミ減量と温室効果ガス排出抑制には全く逆のことしてます。
言葉をちょっと変えると悪者がそうでなくなります。
温室効果ガスというと地球温暖化の悪者になります。
血行を良くする炭酸ガス入浴剤はいいものになります。
どちらも二酸化炭素のことです。
炭酸飲料はどれだけ消費されてるのでしょうか?コーラだけのことじゃありません。ビールの泡も炭酸ガスですよ。家庭用の炭酸水メーカーも売れてるみたいですね。スペアのボンベが手に入りにくくなってます。
話がちょっとそれてしまいました。一つの物事を多角的に見て考えることをしないと、大本営発表を鵜呑みにしていた当時の日本人から何も変わってないと思います。
NHKスペシャルをみて
7月28日放送のNHKスペシャルのタイトルは「ニッポン “精子力” クライシス」でした。放送を見る以前からこのことは聞いていましたので特別驚くことではなかったのですが、我々の生活が便利な方向に変わると生物としての能力がどんどん失われていくんですね。複雑な気持ちです。
越生祭り
先週末の7月22日(日)に私の妻の親戚が集まる用事があって越生まで出かけたのですが、その日は越生祭りの日でして、古き良き伝統を感じさせるお祭りを見てきました。よく「出会いの場がなくて…」と耳にするのですが地域のつながりが受け継がれているところではそんなことはないように思います。



この夏は…
我が家の地域では、ゴミ出しするのにゴミ袋に大きなネットをかけてカラス対策をしているのですが、これだけ暑いと彼らもゴミを漁りにくる元気がないんでしょうか?電線に1羽も留まっていません。あまり人が出歩いていない街を眺めていると、近い将来の日本の国の姿を見ているような気がしてなりません。
この夏にどうでしょう
鶏胸肉と冬瓜の炒め煮です。鶏胸肉はパサパサして嫌だと言う方も多いですが、疲労回復に良いイミダペプチドを含んでいます。また冬瓜は汗で失われるカリウムを含んでおり、また体を冷やす作用があります。この猛暑に最適だと思っております。高齢者の誤嚥対策としてとろみをつけて仕上げました。
お見舞い申し上げます
この度の西日本豪雨によりお亡くなりになった方のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々へお見舞い申し上げます。
もう少し利益があればよかったのですが、少額ながら日本赤十字社を通じて義援金を送りました。被害が大きいのに報道されていない小さな山村にどうか届けていただきたいと思います。
埼玉にある治療院ごときが何を言ってやがる!と思われるかもしれませんが、私の親戚が広島におります。避難勧告を受けて避難準備をしていたことを電話で話して知っています。決して他人事とは思っておりません。
鍼灸師会
特に加入していない鍼灸師も多いのですが、私は埼玉県鍼灸師会に加入しています。鍼灸師会に入ってて非常に助かるのは、保険請求の時でレセプト(患者さんが窓口で払う一部負担金を除いた施術料の請求書)をチェックしてくれることでして、たまにミスをしちゃうんですが事務局から連絡があって、訂正を指示してくれて非常に助かります。
「手数料を取られるから保険の手続きは自分で全部手続きをする」という人もいるのでしょうが、手数料は私の記入ミスをチェックしてくれることに対する報酬だと思ってます。いつも本当にありがとうございます。
ほとんど一緒みたい
広告。近所にチラシを撒いて、1000枚につき3人くらいくれば上出来だと言いますけど、ホームページ立ち上げて訪問者数を眺めて、実際に来院した人の数を計算したらむしろチラシの方が効率的な気がします。健康保険を取り扱う以上、健康保険での施術は「保険取扱者が同じような施術を行う」前提ですから、広告の制限が存在するわけで差別化をしてはいけない。
現在はインターネットのホームページは施術を受けたい人が自ら検索して得た情報という位置付けになっているので特徴を書いてもプロフィールを書いても、料金を書いても良いことになっているのですが、いずれは外の看板や配布するチラシ同様に制限がかけられると思います。となると、媒体は違えど結果は同じになりそうです。結局広がるのは口コミということになるんでしょうね。いい意味でも悪い意味でも。
現場と合ってないなと思ったこと
先日、ためしてガッテンで「ドライマウス」の話があったのですが、「ドライマウス」は唾液の分泌が少なくなってしまって口の中が乾いた状態になることをいいます。
難病の「シェーグレン症候群」でこの「ドライマウス」が症状として出るのですが、「シェーグレン症候群」と診断された患者さんには「唾液分泌促進剤」が処方できるそうなのですが、そうでない場合には処方できないんだそうです。患者の立場から考えれば難病であろうとそうでなかろうと、口の中が乾くのは同じだと思いますよね。
まだ機会がないのですが、「ドライマウス」の方に少しでも改善ができるようなら鍼灸治療をしてみたいと思ってます。
最初の授業の時に師匠はこう言ってました。「患者を治すんじゃない、救うのよ!」と。